7月14日

得点王争いより勝利 今夜3位決定戦 ベルギーvsイングランド

 【ロシアW杯本社取材団】ワールドカップ(W杯)は14日午後5時(日本時間同午後11時)からサンクトペテルブルクで3位決定戦が行われ、勝てば最高成績となるベルギーと、1966年大会覇者のイングランドが対戦する。準決勝でベルギーはフランスに0−1で屈し、イングランドはクロアチアに延長の末、1−2で逆転負けした。決勝は15日午後6時(同16日午前0時)からモスクワで行われ、自国開催の98年大会以来の優勝を狙うフランスと、初の決勝進出を果たしたクロアチアが顔を合わせる。

 【サンクトペテルブルク=共同】3位決定戦で対戦する両チームの監督が13日、試合会場で記者会見に臨んだ。

 イングランドは準決勝でクロアチアに逆転負けし、52年ぶりの優勝の望みを絶たれた。サウスゲート監督は「(1−0で)決勝進出まであと20分あまりというところまで迫っていた。最後は自分たちのためにも勝ちたい」と切り替えた。

 ベルギーより1日少ない中2日での一戦となるが「先発は同じ11人にならないが、なるべく変更を少なくしたい」と主力の起用を示唆した。1986年メキシコ大会の4位を上回る最高成績の3位を目指すベルギーのマルティネス監督は「最強のメンバーを起用するが、短期間で7試合目なので変更も必要かもしれない」と語った。

 得点王争いはイングランドのケーンが6点でリードし、ベルギーのルカクが2点差で追う。サウスゲート監督は「個人賞よりもチームの勝利が重要」と述べ、マルティネス監督は「日本戦で最後に無理なシュートを打たず、素晴らしいアシストをしたように彼(ルカク)は個人賞を考えていない」と受け流した。

中日新聞 東京新聞

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