7月7日

ウルグアイ不発 カバニ欠場響く

 最後まで攻めがかみ合わず、スアレスは歯がゆそうに頭を抱えた。フランス1部リーグ得点王のカバニを負傷で欠いたウルグアイの攻め手は乏しく、無得点。過去2度優勝の古豪の挑戦は8強で終わった。

 スアレスは相棒の穴を埋めようと必死に走り回ったが、好機は訪れない。前半40分にFKから先制を許し、後半にはGKムスレラがミドルシュートを止め損なう痛恨のミスで失点。タバレス監督が「われわれにとって重要な選手で、ここまで非常にいいプレーを見せていた」と残念がるカバニの不在の影響は隠せず、反撃の糸口は見つからなかった。

 前回大会は1次リーグ最終戦でスアレスが相手選手にかみついて出場停止となり、続く決勝トーナメント1回戦で敗退した。選手層に不安を抱えていたチーム。またも重要な一戦で二枚看板がそろわず、不完全燃焼のまま大会を去った。 (ニジニーノブゴロド・共同)

中日新聞 東京新聞

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