6月30日

セットプレーから再び失点 麻也、次こそ失点0に

日本−ポーランド 前半、クリアする吉田=ボルゴグラードで(共同)

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 吉田が報道陣からの“バッシング”を所望した。課題だったセットプレーから再び失点するなど、守備を統括するセンターバックとしては満足できる内容ではなく、「まだまだ僕たちは足りない。弱いチームだと自覚して危機感を持ってやらないと駄目」。記事でたたいてください、と言わんばかりだった。

 後半14分、山口が与えたFKから、ゴール前に入ってきたベドナレクをフリーにしてゴールを許した。西野監督就任後の6試合で喫した失点10のうち5点もセットプレーで記録している。体格で劣るからという理由だけでは説明できない、無策ぶりをさらしている。

 吉田は1次リーグ突破の要因として実力以上に幸運を挙げる。結果、1次リーグ唯一の白星となったコロンビア戦も「(序盤に退場者が出るなど)いくつかのラッキーが重なって勝ち点3を取れた」。ポーランド戦では、大会屈指のストライカーに挙げられていたレバンドフスキが本調子でなく、「(既に敗退決定で)やる気がなかった。完全に」と断じた。

 16強入りとまずは一つ目標を達成したが手応えはなく、「ベルギーもセットプレーが強い。(日本は)課題を克服していかなければいけない」と危機感をにじませた。 (垣見洋樹)

中スポ 東京中日スポーツ

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