6月29日
日本薄氷 決勝T 警告・退場「フェアプレーポイント」上回る
サッカーW杯ロシア大会で決勝トーナメント進出を決めて喜ぶ日本イレブン=28日、ボルゴグラードで(共同) |
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【ボルゴグラード=ロシアW杯本社取材団】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、日本は二十八日、当地で行われた一次リーグH組最終戦でポーランドに0−1で敗れ、一勝一分け一敗の勝ち点4となったが、H組二位が決まり、二大会ぶりの決勝トーナメント進出を果たした。
コロンビアが勝ち点6で一位通過。日本はセネガルと勝ち点や得失点差などで並んだが、警告や退場による「フェアプレーポイント」で上回り、三度目の十六強。決勝トーナメント一回戦は国際サッカー連盟(FIFA)ランキング三位のベルギーか十二位のイングランドと対戦する。初の準々決勝進出を狙う。
FIFAランク八位のポーランドに敗れた六十一位の日本だが、H組の初戦では十六位のコロンビアを破り、第二戦で二十七位のセネガルと引き分けた。
<フェアプレーポイント> リーグ戦の順位を決める際、得失点差や総得点、直接対決の結果などで順位が決まらなかった場合に適用される決定の制度。警告はマイナス1、2度の警告による退場はマイナス3、一発退場がマイナス4−といったようにポイントを決めている。1次リーグH組の3試合で日本は警告4枚なためマイナス4、セネガルは警告6枚でマイナス6だった。 (共同)

