6月28日

香川狙う!1大会マルチゴ〜ル

 未知の領域に足を踏み入れる−。引き分け以上で日本はアジア勢最多3度目の16強入りとなるが、香川にとっては初の舞台だ。

 日本が2度目の1次リーグ突破を果たした2010年南アフリカ大会はサポートメンバーとしての同行で、快挙を観客席から眺めるしかなかったが、今回は違う。エース背番号10をつけ、主力としてトップ下を担う。

 コロンビア戦では先制PKを沈め、貴重な勝ち点3獲得に貢献した。セネガル戦では2戦連発を逃し、引き分けに終わったことで「いいサッカーをしていたので、勝ち切りたかったのが本音」と悔しさを隠さなかった。

 ポーランド戦でゴールを決めれば、日本人として02年日韓大会のMF稲本潤一(現札幌)、10年南ア大会の本田圭佑以来の同一大会複数得点者となる。「チームとしての強さは感じるが、まだ満足しちゃいけない」。大一番で勝負強さを発揮し、自身のサッカー人生に新章をつくる。 (山本直弘)

中スポ 東京中日スポーツ

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