6月28日

前日会見 連動した動きで守備崩す

 1次リーグ突破を懸けた戦いは、厳しい環境にも苦しめられそうだ。会場周辺の日中の気温は30度以上の酷暑。西野監督は「気温もそうだが、湿度が想像以上に高い」といい、第2戦から中3日も踏まえて先発を入れ替える可能性も示唆した。

 劇的な勝利を挙げたコロンビア戦、引き分けに持ち込んだセネガル戦では豊富な運動量が光り、指揮官も「連動して走りに無駄がなかった」と自信をうかがわせた。高温多湿のピッチで行われる最終戦でも連動した動きがさらに求められると強調した上で、「ボールは疲れを知らない。有効に使いたい」。これまで以上にボールを動かし、相手守備を崩す考えを示した。

 もちろんポーランドに対しても油断はない。1次リーグ敗退が決まり、一部では内部の不協和音も報じられているが「相手は一矢報いたい思い。それ以上のスピリットで戦う」と西野監督。メンツに懸けても白星を狙ってくる相手に、真っ向勝負を挑む決意を口にした。 (対比地貴浩)

中日新聞 東京新聞

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