6月27日

天も味方か、第3戦会場は35℃予報 吉田「サウジやイラクよりマシ」

ランニングする日本代表の選手ら

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 日本代表に「猛暑」という追い風が吹いてきた。決戦の地・ボルゴグラードは連日、気温30度超の暑さ。試合開始時の28日17時(日本時間23時)の天気予報でも気温35度となる見込みだ。寒冷地であるポーランド育ちの選手の足が暑さで早々と止まれば、日本代表の勝機も自然と膨らむ。

 相手選手も多く在籍するドイツ1部リーグで4シーズンを過ごした原口は「日本の方が暑さに強いし、ポーランドの方がしんどいだろうと思う」と“熱闘”に自信を見せ、吉田も「暑さと言っても、(アジア予選時の)サウジやイラクよりまし」と頼もしかった。

 西野監督は25日、体を暑さに慣れさせるために試合時間の17時に外出するよう選手に指示を出すなど、コンディション調整にも気を使っている。暑さを制した者が試合を制す−。ポーランド戦には、そんな側面もある。 (垣見洋樹)

◆連敗からが強い

 現行の大会方式で行われた1998年W杯フランス大会以降で、ポーランドは2度(2002年日韓、06年ドイツ)、今回と同じ、2試合終了時で敗退決定という状況に陥っている。だが、日韓では米国に完勝、ドイツではコスタリカに競り勝つなど、“有終の美”を飾ってから大会を去っている。

中スポ 東京中日スポーツ

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