6月27日

主力温存 フランスドロー デンマークは2位突破

 【ロシアW杯本社取材団】第13日の26日は、1次リーグC組で既に決勝トーナメント進出を決めているフランスがデンマークと対戦し、0−0で引き分けた。

 既に敗退が決まっているペルーは、ゲレロの得点などで2−0とオーストラリアに快勝。この結果、フランスの1位が決まり、デンマークも2位で16強入りを決めた。オーストラリアの決勝トーナメント進出はならなかった。

 第12日の25日、1次リーグB組でスペインが試合終了間際の同点弾で2−2とし、モロッコと引き分けた。

 ポルトガルはイランに終盤に追い付かれ、1−1で引き分け。スペインが1位、ポルトガルが2位で1次リーグ突破を決めた。モロッコとイランは敗退。

      ◇

 フランスは第2戦から先発6人を入れ替えた。主力を休ませ、控え選手にもW杯のピッチを経験させる狙い。ただ、前半は初出場のDFキンペンベが相手の突破の対応に苦しんだり、攻めてもパスの呼吸が合わなかったりとちぐはぐな面も。デンマークの堅守を崩せず、0−0で折り返した。

 既にC組突破は決めたが、デシャン監督は「引き分けでいいということはない。勝ちにいく」と勝利への執念を選手に求めた。1次リーグで3連勝すれば、自国開催で優勝した1998年大会以来。当時の3戦目の相手もデンマークだった。

 デシャン監督が主将を務めていたチームは3連勝で上昇気流に乗り、一気に頂点へと駆け上がった。その再現を狙ったが、スロースタートとなった。 (モスクワ・共同)

中日新聞 東京新聞

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