6月25日

未明の絶叫 ゴールに総立ち 失点ため息

パブリックビューイング会場で、日本代表のゴールに喜びを爆発させるサポーターら=25日午前0時33分、東京都港区で

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 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で二十五日未明、日本代表がアフリカの強豪セネガルと引き分けた第二戦。東京都港区の東京タワー真下にあるイベント会場「スターライズタワー」では、試合を生中継するパブリックビューイング(PV)が開かれた。決勝トーナメント進出に望みをつないだ一戦に、「サムライブルー」のユニホームに身を包んだ若者ら約四百五十人が声援を送った。

 初戦で南米コロンビアを破って勢いに乗る日本代表に会場のボルテージは高く、午前零時のキックオフとともに「ニッポン」コールが続いた。千葉市の大学生小坂雄太郎さん(22)は「この勢いで勝ち進んでほしい」と期待を込めた。ファンだという本田圭佑選手はコロンビア戦で右太ももをけがし、先発メンバーには入らなかったが、「ここぞという時に力を見せて」とエールを送った。

 前半、失点を許した場面では、「あーっ」と大きなため息が。しかし、乾貴士選手のゴールで同点に追い付くと、総立ちになって、ハイタッチするなど大歓声に包まれた。東京都台東区の専門学校生寺道直美さん(21)は、目まぐるしい展開に「緊張して手の震えが止まらなかった」と、興奮気味に話していた。 (宮尾幹成)

中日新聞 東京新聞

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