6月19日
日本、今夜コロンビア戦 サポーター続々集結
【サランスク=河北彬光】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本の一次リーグ初戦、コロンビアとの試合が十九日午後三時(日本時間同九時)に始まる。舞台となる中部サランスクには続々と両国のサポーターたちが集まり、キックオフの瞬間を待ちわびている。
街のランドマークの聖堂がある中心の広場。チームカラーの黄色のシャツを着たコロンビアサポーターがあちこちで、合唱しながら跳びはねる。その輪に交じってコロンビア人と肩を組み合っていた福岡市の無職大田祥吾さん(26)は、日本の青いユニホーム姿。「いよいよ気分が高まってきた。日本は少ないチャンスをものにしてほしい」
コロンビアは四年前のブラジル大会で1−4で敗れた因縁の相手。サランスク空港に到着した東京都港区の会社経営坂田公太郎さん(41)は「日本が点を決めて、勝つ瞬間を見届けたい」。コロンビアから来たフランク・パリアスさん(34)は「日本には長友、本田がいる。きっと互いにとって難しい試合になるよ」と両国の熱い戦いを期待した。

