6月18日

日本代表、あすコロンビアと初戦 岡崎4日連続別メニュー

別メニューでの調整が続く岡崎=15日、岩本旭人撮影

写真

 【カザン(ロシア)=対比地貴浩】ワールドカップ(W杯)1次リーグH組の日本代表は、19日午後3時(日本時間同午後9時)から初戦でコロンビア代表と対戦する。決戦を控え、17日はベースキャンプ地の当地で冒頭部分を除いて非公開練習で、戦術確認を行ったとみられる。チームはチャーター機で試合会場となるサランスク入りした。

 公開された練習冒頭では、選手たちは体幹トレーニングなどをこなしながらコンディションを整え、これまで以上に緊張感のある面持ちを浮かべていた。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が61位で、コロンビアは16位。過去の対戦成績は日本の1分け2敗。

   ◇

 冒頭部分のみ公開された練習で、岡崎(レスター)は17日も姿を見せなかった。カザン入り後、4日連続の別メニュー調整。15日の取材でチーム内のけが人に言及した西野監督も「非常に厳しい選手もいる。オカ(岡崎)が一番気になるところ」と話しており、コロンビア戦に出場できるかどうか微妙な状況だ。

 シーズン中に痛めた左足首に不安を抱えたまま5月下旬の代表合宿に合流した岡崎は、別調整を繰り返していたが、12日の強化試合パラグアイ戦に先発。前線からの献身的な守備で4−2の勝利に貢献した。しかし、この試合で今度は右ふくらはぎを痛め、本人も15日には「負傷した足首をかばって負担がかかった。試合中の打撲もある」と説明していた。

 日本協会によると、岡崎もコロンビア戦の試合会場となるサランスクに移動。ぎりぎりまで状態を確かめるとみられる。

 W杯の規定では、1次リーグ初戦の24時間前までは、重い負傷の場合のみ登録選手の変更ができる。代替選手は予備登録された選手に限らない。

 チームには現在、バックアップメンバーとしてFW浅野(ハノーバー)が帯同している。 (浅井俊典)

中日新聞 東京新聞

※ご利用のブラウザのバージョンが古い場合、ページ等が正常に表示されない場合がございます。

速報
ピックアップ
コラム・評論

Search | 検索