6月16日

西野J、思わぬ強敵 キャンプ地・カザン ピッチの芝

キャンプ地カザンでの初練習でランニングする長友(左端)ら日本イレブン=14日、カザンで(共同)

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 コロンビア戦(19日・サランスク)での白星発進を目指す日本代表が、思わぬ課題に直面している。現在はベースキャンプ地のカザンで調整中だが、選手から「(練習場の)芝が長く、ボールが不規則に動く」という声が続出した。

 ピッチの芝の長さは20ミリ前後が一般的といわれているが、カザンの練習場のそれは24ミリと長く、しかも硬い。吉田は「ボールが浮いてバウンドも変わる」と話し、ロングキックなどでボールの軌道を確認。長友も「ボールの転がる軌道がぶれ、自分の想定と違うことがある」と警戒した。

 W杯期間中は国際サッカー連盟(FIFA)がキャンプ地の施設を管理し、練習場のピッチは試合会場のピッチと同じ状態になるように整えられているという。コロンビアも条件は同じといえるが、W杯では一つのミスが命取りになる。不慣れな芝に足をすくわれないように、こちらも適応が求められる。 (末継智章)

中スポ 東京中日スポーツ

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