6月13日
W杯あす夜開幕 メッシら主役候補 最年少は19歳エムバペ
【モスクワ=共同】ワールドカップ(W杯)ロシア大会は14日午後6時(日本時間15日午前0時)から当地のルジニキ競技場で1次リーグA組の開幕戦、ロシア−サウジアラビアが行われ、4年に1度の祭典が始まる。
6大会連続の日本など32チームが出場するW杯は7月15日までの32日間、11都市12会場を舞台に熱戦が繰り広げられる。1次リーグはA−Hの8組に分かれて行われ各組上位2チームの16チームが決勝トーナメントに進出する。
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エースナンバーと言えば、かつてブラジルのペレやアルゼンチンのマラドーナがつけた10番。W杯ロシア大会では、堂々たる主役候補や伸び盛りの新鋭がこの特別な背番号を任された。
世界的ストライカーのメッシ(アルゼンチン)とネイマール(ブラジル)を筆頭に、日本と1次リーグH組初戦でぶつかるコロンビアのロドリゲス、イングランド・プレミアリーグ得点王のサラー(エジプト)はチームの絶対的な中心となる。背中に輝く「10」に国民の熱い視線が注がれることだろう。
10番の中で最年少は19歳のエムバペ(フランス)。華のあるプレーで将来を嘱望される快足アタッカーだ。韓国はスペインの強豪バルセロナの下部組織で育った20歳の李承佑に託した。
前回覇者のドイツは点取り屋ではなく、司令塔のエジルがつける。
一方、スターFWのロナルド(ポルトガル)は3大会連続で7番。姓名の頭文字と合わせた「CR7」のブランドを展開するほどお気に入りの数字で、すっかりイメージも定着している。 (共同)

