6月9日

「本田と一緒に決勝Tへ」 コロンビア代表DFムリジョ

調整する本田(左)=スイス・ルガーノで(岩本旭人撮影)

写真

 日本がW杯1次リーグ初戦で対戦するコロンビア代表のセンターバックで、本田が所属するパチューカ(メキシコ)のオスカル・ムリジョ(30)が7日、各メディアの取材に応じ、「本田とはいつも、『コロンビアと日本でそろって決勝トーナメントに進もう』と話している。お互いにいいW杯にしたい。でも初戦の日本には勝てる。全試合を決勝のつもりで戦う」と気合を入れた。

 コロンビアは、日本がスイスと戦ったルガーノから南へ約60キロ、かつて本田がプレーしたACミラン(イタリア)の練習場「ミラネッロ」で、合宿10日目を迎えた。「ここですごい量の練習をこなし、みんな最高の状態に仕上がってきた。(日本との)初戦が待ち遠しい」

 ムリジョは南米予選18戦中、9戦に先発フル出場し、4位突破に貢献。しかし、3月に負傷し、W杯出場が危ぶまれた。だが最終テストだった1日のエジプト戦(結果は0−0)の後半頭から出場。十分にプレーできることを証明し、最終メンバー入りを果たした。左利きでプレー範囲が広いことがペケルマン監督から評価された格好だ。

 「W杯出場は子供のころからの夢。ケガをして、その夢がかなえられないかも、と怖かった。でももう大丈夫。100%でプレーできる」

 19日、日本戦のピッチに立ち、自らの夢をかなえ、僚友本田を負かすことを目指して、さらに体に磨きをかける。 (原田公樹)

中スポ 東京中日スポーツ

※ご利用のブラウザのバージョンが古い場合、ページ等が正常に表示されない場合がございます。

速報
ピックアップ
コラム・評論

Search | 検索