6月6日

全32チームの代表発表

 【ベルリン=共同】国際サッカー連盟(FIFA)は4日、開幕が14日に迫るW杯ロシア大会の出場全32チームの最終登録選手各23人を公表し、ロナルド(ポルトガル)メッシ(アルゼンチン)ら全736選手が出そろった。

 2連覇を目指すドイツはミュラー、GKノイアーら前回優勝経験者が9人となった。最多5度の優勝を誇るブラジルは右足負傷から復帰したネイマールの脇を、ガブリエルジェズスらW杯初出場の攻撃陣が固める。

 2010年大会王者のスペインはJ1神戸入りが決まったイニエスタを中心に技巧派がそろう。フランスは快足アタッカー、19歳のエムバペら強力な攻撃を武器に20年ぶりの頂点を狙う。

 本田、香川、岡崎ら経験重視の顔触れで臨む日本に対し、1次リーグH組のライバルはコロンビアのロドリゲス、セネガルのマネ、ポーランドのレバンドフスキら各エースが順当に名を連ねた。

 各チームは1次リーグ初戦の24時間前までは、重い負傷の場合のみ登録選手を入れ替えることが可能となっている。

◆レアル15人 バルサ14人 W杯へ挑む

 今季に歴史的快挙を成し遂げた欧州の強豪クラブから多くの選手がW杯に臨む。欧州チャンピオンズリーグで3連覇したレアル・マドリード(スペイン)は15人、スペイン1部リーグの無敗記録を樹立したバルセロナはJ1神戸入りするスペインのイニエスタを含め14人をロシアに送り出す。

 1チーム最多は、イングランド・プレミアリーグで連勝記録を塗り替えて独走優勝したマンチェスター・シティーの16人。スターリングら4人がイングランドを、ガブリエルジェズスら4人がブラジルを代表する。

 Jリーガーは日本に8人、韓国に5人、オーストラリアに2人が選ばれ、15人が祭典へ向かう。

 メキシコのマルケスは史上4人目となる5大会連続の代表入りを果たした。最年長はエジプトのGKハダリで、45歳で出場すれば史上最高齢の記録となる。最年少はオーストラリアのアーザニで、1999年生まれの19歳。2000年代生まれの選手は一人もいない。

 身長と体重も公表され、クロアチアのGKカリニッチが201センチで最も背が高く、スイスのシャキリら3人の165センチが最も低かった。パナマのR・トレスが99キロで最も重く、最軽量は日本の乾で59キロだった。(共同)

中日新聞 東京新聞

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