6月4日
日本人学校児童ら、選手たちにエール オーストリア合宿地
練習場を訪れた子どもたちにサインする本田選手(左から2人目)=3日、オーストリア・ゼーフェルトで(共同) |
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【ゼーフェルト(オーストリア)=共同】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会本番に向けた日本代表の事前合宿は三日、本格的な練習が始まり、オーストリア・ゼーフェルトの練習場に集まった周辺の日本人学校の児童や保護者ら約四百人が、汗を流す選手たちに声援を送った。
練習前、選手たちは詰め掛けた児童らと記念撮影。サインに応じ、言葉を交わした。ボールを使った実戦形式の練習が始まると、児童らは「ニッポン、チャチャチャ」と手拍子しながら応援していた。
大好きな本田圭佑選手からサインをもらったドイツ・ミュンヘンの日本人学校六年菅田一玖(かずひさ)君(12)は「本田選手は近くで見るとがっちりしていた。W杯では一つでも多く勝って」と興奮気味。
オーストリアのグラーツに住む小学生本多優作君(10)は、初のW杯メンバーとなった槙野智章選手のファンで「試合に出場して活躍する姿を見たい」と声を弾ませた。

