6月2日

西野J「一つになって戦う」 W杯事前合宿地へ出発

事前合宿地のオーストリアへ出発するサッカー日本代表イレブン=2日、成田空港で

写真

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場する日本代表のメンバーやスタッフらが二日、事前合宿地のオーストリア・インスブルックに向け、成田空港からチャーター機で出発した。

 搭乗ゲートでの出発セレモニーで、西野朗監督(63)は「選手、スタッフ一つになって精いっぱい戦う」と述べた。主将の長谷部誠選手(34)は「これからもサポートをお願いします」と笑顔で呼び掛けた。

 搭乗ゲートに向かう手前の出発ロビーには約百五十人が集まり、紺色のスーツ姿の選手が来ると「いってらっしゃい」「頑張って」と歓声が上がった。水戸市から駆け付けた会社員斎藤一誠(いっせい)さん(23)は「最近試合に勝てていなくて批判もあるが、日本の代表に選ばれた二十三人なのだから、悔いなく戦ってほしい」とエールを送った。

 今回の代表メンバー二十三人は、バヒド・ハリルホジッチ前監督(66)が四月七日付で電撃解任され、日本サッカー協会側を提訴するなど波乱の中で五月三十一日に発表された。日本代表は八日(日本時間九日)にW杯出場のスイス、十二日には不出場のパラグアイと強化試合を実施。十四日開幕のW杯では十九日午後三時(同午後九時)にコロンビアとの初戦に臨む。

中日新聞 東京新聞

※ご利用のブラウザのバージョンが古い場合、ページ等が正常に表示されない場合がございます。

速報
ピックアップ
コラム・評論

Search | 検索