5月29日

長友は左WBで輝く 「カッコいいおやじでいたい」

練習で汗を流すサッカー日本代表の長友(手前)=千葉県内で

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 新たなポジションで、4年間の成長を証明する。西野監督が敷く3−6−1の新布陣では、これまでの左サイドバックでなく左ウイングバックが長友の主戦場。守備だけでなく積極的な攻撃参加も求められる難しいポジションだが、「僕らの状態でチーム状態が決まるんじゃないかなというぐらい大事になる」とやりがいと責任を感じている。

 特に難しさを感じているのが“攻守のスイッチ”だ。どこで攻め、どこで守るのか。当然これまで以上に周囲の選手との連動も必要になり「意思疎通ができてないと正直難しい役割がすごくある」と実感を語る。本大会まで時間はわずかだが、「選手が思ったことを口に出してコミュニケーションを取れている。それを西野さんもしっかりと聞いてくださる」とチーム一丸となって戦術を練り上げている。

 前回のブラジルW杯終えてからの4年間で結婚し、子どもも生まれた。一方、サッカーでは新天地・トルコに挑戦。常に進化を求め続け、結果を残してきたDFは「家族が増え、責任感を感じている。カッコいいおやじでいたいので、下手なところは見せられない」。強い覚悟とともに、3度目のW杯に挑む。 

  (牧原広幸)

中スポ 東京中日スポーツ

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