5月20日

麻也、ピッチ内外で存在示す

自主トレでボール回しをするサッカー日本代表の吉田=千葉県内で

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 サッカー日本代表DF吉田麻也(29)=サウサンプトン=が19日、千葉県内で自主トレーニングを公開し、ワールドカップ(W杯)ロシア大会に向け「ピッチ内外でチームにとって大きな存在になれるようにしたい」と意気込みを語った。W杯2カ月前にハリルホジッチ前監督から西野監督に交代する前代未聞の事態に、柱としての自覚を口にした。

 吉田は泰然自若だった。W杯アジア最終予選では唯一となる全試合先発出場。今季は世界最高峰のイングランド・プレミアリーグでキャプテンマークを巻くなど24試合2得点を記録した。「(W杯へ向け)4年間準備してきた。選手自身が目指すべきところ、やるべきところは変わらない。多くの経験をイングランドで積み上げてきた自負もある」。監督交代劇にも、軸はぶれなかった。

 日本人監督のメリットを聞かれると「ミーティングが短くて済むんじゃないですか。半分以下になると思います」と笑わせる余裕も。一方で、ピッチ上の指揮官としての自覚も備える。守備のキーマンは「年齢的にも、立ち位置的にもチームをまとめないといけないポジション」と言葉に力を込めた。 (占部哲也)

中スポ 東京中日スポーツ

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