5月15日

西野監督、30日ガーナ戦翌日に控え選手で練習試合 ギリギリまで見極めへ

W杯予備登録メンバーについて語る西野監督=東京都文京区で(占部哲也撮影)

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 サッカー日本代表の西野朗監督(63)が14日、東京都内でワールドカップ(W杯)ロシア大会の予備登録メンバー35人(選手名は非公表)を決め、取材に応じた。W杯最終メンバー23人は30日のガーナ戦(日産ス)翌日の31日午後に発表するが、午前中に練習試合を組む仰天プランを明かした。

 西野監督は文字通りギリギリまでW杯戦士の絞り込みをする。ガーナ戦が最終テストのはずが、翌朝にまさかの“補習”が待っていた。ガーナ戦では最大17人しか起用できず、「31日のトレーニングマッチを見てから。バックアップのゲームも必要。やることは有効だと思う」と説明した。正式決定ではないが、大学生との練習試合が現実的だ。

 悩む現状がある。監督就任から最終メンバー決定まで公式戦は1試合のみ。負傷を抱える香川、岡崎、酒井宏に加え、実戦から遠ざかっている井手口、浅野ら海外組を多数抱える。21日から国内合宿スタートするが全員がそろうのは26日以降となる。

 本田、香川、岡崎の“ビッグ3”については「(W杯で)タイトなマッチをこなせるパフォーマンスを持てるか。見極めがキャンプしかない」と招集を示唆。国内合宿で最終審判を下す。

◆W杯メンバー

 W杯出場32チームは14日までに国際サッカー連盟(FIFA)に予備登録メンバー(最大35人)を提出したうえ、来月4日までに23人の最終メンバーを届け出る必要がある。最終メンバーは予備登録から選出しなければならない。最終メンバーの登録期限以降は、負傷者が出た場合に限り、1次リーグ初戦の24時間前までなら選手の入れ替えが可能。この場合は予備登録以外でも交代要員になれる。

中スポ 東京中日スポーツ

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