サッカーの元日本代表ＭＦ香川真司（２９）＝ドルトムント＝が１４日、成田空港に帰国した。左足首痛を抱えていたが、１２日のリーグ最終戦・ホッフェンハイム戦で２月１０日のハンブルガーＳＶ戦以来となる公式戦復帰。「Ｗ杯までが僕の中ではシーズンだと思っている」とＷ杯ロシア大会に向け、国内で自主トレを続ける予定。

　「みなさんが思っている以上にけがの方は問題ないので、そこだけは強調しておきたい」と香川。今季はリーグ戦で出場１９試合５得点。不完全燃焼で終わっており、「僕の場合、休んでる時間はない。欧州でやってる選手は十分休む期間があると思いますけど、僕はしっかりと練習をして、備えたいと思います」。日本代表の背番号１０奪還へ向け、「自分の集大成だと思っている」というＷ杯へ歩みを止めない。　（占部哲也）