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能登半島地震特集

IH調理器講習に真剣 仮設住宅採用で輪島市

IH調理器の使い方を学ぶ主婦ら=輪島市門前町で

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 能登半島地震の被災者向け仮設住宅の台所は、七尾市以外のすべてでIH(電磁加熱)調理器が採用された。火災が起きにくいなどの利点があるが、多くの入居者にはなじみがないため、輪島市は二十四日から各避難所で使い方の講習会を開いている。 (杉山直之)

 約六十人が仮設入居を待つ同市門前町南の阿岸公民館では、北陸電力の社員がIHで使用可能な調理器具や電源の入れ方、火力の調節方法などを説明。被災者たちは、真剣な表情で聞き入った。

 被災者たちは実際にパスタをゆでるなど調理も体験。出来上がったパスタを試食して「おいしい」と笑顔をみせ、講習後も使い方を何度も確認するお年寄りの姿も見られた。講習会は二十六日にも門前会館で行われる予定。 

 

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