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能登半島地震特集

崩落の能登道 徳田大津−横田間 能登の動脈 一部復旧

崩落した道路(右)の反対側の山を削って迂回路を造り、開通した能登有料道路横田−徳田大津IC間=20日、石川県七尾市で(西野一則撮影)

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横田〜穴水 残り区間27日開通

 能登半島地震で道路が崩落し、通行止めになっていた石川県の能登有料道のうち志賀町の徳田大津IC(インターチェンジ)から七尾市の横田ICまでの間約十一キロが二十日、開通した。

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 同区間は、地震で路面に多数の亀裂が入り、七尾市の豊川橋前後で道路が崩落したため県道路公社が山側の斜面を削って新たに片側一車線の迂回(うかい)路を設けた。

 通行止めは同日午後三時に解除され、路線バスなど多くの車両が行き交った。豊川橋を含む前後の約七百メートルは時速四十キロに規制され、迂回路わきには、崩れ落ちた道路がそのままの状態で残っているのが見られる。

 能登有料道路は、残る横田ICから穴水ICまでの区間は二十七日午前十時に通行止めが解除され、全面開通する予定。

 

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