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能登半島地震特集

日赤医療救護班 輪島市から撤収

 能登半島地震の救援で、被災地の石川県輪島市で活動していた日本赤十字社の医療救護班が十七日、発生当日から計二十四日間の活動を終えて撤収した。

 撤収式は同日午後に輪島市門前町の門前会館前であり、救護班を代表して金沢赤十字病院医師の浅地直(すなお)さんがあいさつ。「大変な時期が続くが、頑張ってほしい」と、地元の医師らを励ました。

 医療救護班には、中部地方を中心に九県十三の赤十字病院から、延べ百五十七人の医師、看護師らが参加。輪島市門前会館を拠点に、市内の各避難所まで往診に行くこともあった。期間中に被災者延べ約千五十人の体調や心のケアに当たった。県や輪島市の医療関係者で対応できるめどが付いたと判断した。

 

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