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能登半島地震特集

生活再建へ相談窓口 輪島市

生活再建への不安を抱え、窓口に並ぶ住民ら=17日、石川県輪島市の門前総合支所で

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 能登半島地震の被災者支援のため、石川県輪島市は十七日、被災者の生活再建に関する相談窓口を開いた。初日の会場になった門前総合支所では、生活の不安を抱える住民が列をつくった。

 相談は地区ごとに順次受け付ける。この日は、同市門前町諸岡地区の住民が対象で、計六十六件の相談があった。内容は、自分がどの支援制度に該当するのかというものが多かった。順番を待っていた金子文子さん(73)は「自宅は全壊。わらをもすがるような思いで来た」と話した。

 窓口では(1)生活必需品の購入費、医療費、引っ越し費などの生活費(2)住宅の解体や再建のための利子などの支給(3)住宅の応急修理−でどのような支援があるのか答える。

 十八日も諸岡地区が対象。十九日以降は、日によって門前総合支所、市役所で他地区の相談を受け付ける。時間は午前九時から午後五時まで。 (報道部・伊藤弘喜)

 

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