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能登半島地震特集輪島、七尾、穴水3首長 知事に被災状況報告
7市町長 きょう上京『激甚』早期指定を要望能登半島地震の被災地となった輪島市の梶文秋市長、七尾市の武元文平市長、穴水町の石川宣雄町長が九日、県庁を訪れ、谷本正憲知事に現地の状況などを伝えた。この三市町長はじめ能登地域七市町の首長らは、十日にそろって上京し、国に激甚災害の早期指定などを要望する。 (中島健二) このうち梶市長は、今後の被災者の住宅再建がうまくいくかどうかが心配されると指摘、既存の補助制度では不十分な面があるとして「政府の制度的上乗せをお願いしたい」と訴えた。武元市長も七尾市和倉温泉で、従業員が一時休業しているケースがあることなどを報告した。 十日に上京するのは、三市町のほか珠洲、志賀、中能登、能登の各市町の首長ら。自民党の災害対策本部や内閣府などに対し、激甚災害指定はじめ住宅再建補修への支援拡大強化、災害廃棄物処理の支援、風評被害対策などを盛り込んだ緊急要望書を提出する。
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