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能登半島地震特集

仮設住宅 穴水で追加 25戸 1市2町、計314戸に

 能登半島地震で被害を受けた石川県穴水町で、新たに二十五戸の仮設住宅が建設されることが決まった。県は現地調査の上、着工準備に入り、五月上旬の完成を目指す。仮設住宅の総数は、輪島市と志賀町を合わせた一市二町で計三百十四戸になった。

 八日に県庁で開かれた災害対策本部員会議で報告された。

 仮設住宅の建設は、一部地域で工事が始まっており、いずれも四月下旬から五月上旬に完成する見通し。このほか七尾市内でも調査が進められており、住民の意向を踏まえて追加を検討する。

 県のまとめでは、八日午後五時現在、全半壊の被害を受けた住宅は、七尾、輪島、羽咋、かほく、志賀、宝達志水、中能登、穴水の四市四町で、全壊五百六棟、半壊七百二十五棟。

 輪島市二百八十六人、穴水町五十五人、志賀町三十六人の計三百七十七人が、公民館や集会場など十八カ所に自主避難している。

 (報道部・前口憲幸)

 

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