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能登半島地震特集ボランティア 学生の活躍 神戸大記者が取材 『事実伝えたい』神戸大の学生新聞記者、濱田直毅さん(20)と西田健悟さん(20)が七日、能登半島地震の被災地の穴水町を訪れ、避難所で足湯サービスを行っていた同大を含む学生ボランティアを取材した。
二人は、神戸大の学生に被災地での学生の奮闘ぶりを伝えようと六日夜に電車で七尾に到着。和倉まで歩き、ヒッチハイクで七日朝に穴水入りした。 避難所のキャッスル真名井のスタッフに避難者の数や炊き出しについて聞いた上で、学生と避難生活を続けているお年寄りの交流をカメラで撮影したり、会話にじっと耳を傾けたりしていた。 二人は「こういう災害ボランティアに従事している神戸大生もいるんだという事実を伝え、学生に何かを感じとってもらいたい」と話していた。 所属する神戸大ニュースネット委員会が年七回発行している学内紙に記事を出稿する。この日取材した記事が掲載される学内紙は五月上旬に発行される予定。同委員会は阪神大震災をきっかけに発足した経緯があり、震災関連の特集記事などに力を入れているという。 (島崎勝弘)
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