トップ > 北陸中日新聞から > 能登半島地震特集 > 記事一覧 > 4月の記事一覧 > 記事
能登半島地震特集『地元に元気と勇気を』 門前高教員ら 垂れ幕でエール
能登半島地震で被害の大きかった輪島市門前町の門前高校に七日、「がんばろう!!能登・門前」と書かれた垂れ幕が設置された。 九日に始業式と入学式を迎える生徒たちや被災した能登の人らを少しでも応援しようと教員らが企画。美術担当の竹村恵美講師ら三人の教員が幅一メートル、長さ十メートルの垂れ幕に復興への思いを込めたメッセージをペンキで書いた。 喜田充校長(58)は「門前だけでなく、能登全体に元気と勇気を出してほしいという願いを、目に見える形で表したかった」と話した。 同校では自宅が全壊したり、一時、市外へ避難したりした生徒もいるが、全員が九日から登校する予定という。 (伊藤弘喜)
|