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能登半島地震特集

仮設 穴水で仮申し込み 被災地で初 初日は33世帯申請

外側がほぼ仕上がった仮設住宅=7日、石川県穴水町大町で

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 能登半島地震の被災地、石川県穴水町で七日、被災者用仮設住宅の仮申し込みが始まった。被災地では初めて。同県輪島市や志賀町でも近く申し込みを受け付ける予定。

 受付は町役場で二日間行い、建設予定の二十戸に対し、初日だけで三十三世帯から申し込みがあった。自宅が被災した母親(78)に代わって申し込みに訪れた町内の女性(55)は「もう少し仮設住宅の戸数を増やしてほしいねえ」と、ため息交じりに話した。

 穴水町大町の穴水中学校近くの建設場所では既に建物の外側の工事は終わっており、四月中には完成の予定。町の担当者は「入居を希望する被災者の数を把握した上で、できれば県に対し、追加を要請したい」と話している。

 (穴水通信部・島崎勝弘)

 

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