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能登半島地震特集『地元の手助けに』 県新採職員ボランティア 被災地でごみ運搬
今月から新規採用された石川県職員七十五人が四日、能登半島地震の被災地に入り、災害廃棄物の運搬や仕分けなどの奉仕活動をした。 県が研修の一環としてボランティア活動に従事させようと、この日だけ派遣した。昼すぎ、同県輪島市門前町鹿磯の鹿磯公民館に四十人が到着。雨具と軍手を着けて、放置された倒壊住宅の木材や屋根瓦などを運んだ。 人事課の白尾未来さん(22)は「思ったより被害がひどく驚いた。復興に頑張る地元の人のため、何かの手助けになれば」と話す。同課の林佑子さん(26)も「思いのほか、ごみがたくさんある」と、両手で持てるだけの屋根瓦を集積場所まで運んだ。同県穴水町の環境衛生施設組合山中処分場でも三十五人が作業をした。 (報道部・青木真)
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