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能登半島地震特集能登島大橋 通行止め解除 補修の継続で30キロ速度規制
能登半島地震で橋脚が損傷し通行止めになっていた石川県七尾市の能登島大橋の通行が二日午前六時、六日ぶりに再開された。橋脚を支える橋台部分の応急工事を終えたためだが、補修は続くため、通行は時速三十キロに制限されている。 半島側の和倉温泉に近い同市石崎町では、開通を待つ車六台が列をつくった。牛乳を運ぶ男性(42)は「テレビのニュースで開通を知りました。大橋を通ると四、五十分は早いので助かります」とホッとした表情で話していた。 能登島大橋は地震直後は通行できたが、その後の被害調査で損傷が確認され、三月二十七日午前零時から通行止めになっていた。島に架かる橋は、旧中島町とを結ぶツインブリッジとの二本。ツインブリッジも深夜から早朝にかけて一時的に通行止めとされたが、同三十一日午前五時から片側交互通行できるようになった。 (七尾支局・寺本康弘)
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