パラ会長、ロシアの処分継続方針 北朝鮮参加「特別な意義」

2018年3月8日

 インタビューに答える国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長=8日、韓国・平昌(共同)

 インタビューに答える国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長=8日、韓国・平昌(共同)

 【平昌共同】国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長は8日、平昌で共同通信のインタビューに応じ、国ぐるみのドーピング問題を抱えるロシアの国内パラリンピック委員会(RPC)への資格停止処分を当面継続する方針を明らかにした。ロシアが国主導の不正を公式に認め、世界反ドーピング機関(WADA)がロシアの反ドーピング機関の処分を解除することなどを資格回復の条件とした。

 国際オリンピック委員会(IOC)は平昌五輪で個人資格の「ロシアからの五輪選手(OAR)」の参加を認め、大会閉幕後にはロシア・オリンピック委員会(ROC)への資格停止処分を解除した。

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