北朝鮮選手ら、五輪から帰還 南北合同チームは別れに涙

2018年2月27日

 平昌冬季五輪の選手村で、別れを惜しむアイスホッケー女子の合同チーム「コリア」の選手ら=26日、韓国・江陵(AP=共同)

 平昌冬季五輪の選手村で、別れを惜しむアイスホッケー女子の合同チーム「コリア」の選手ら=26日、韓国・江陵(AP=共同)

 【ソウル共同】平昌冬季五輪に参加するため訪韓していた北朝鮮選手団や応援団、記者団など計299人が26日昼すぎ、陸路で北朝鮮に戻った。韓国統一省が明らかにした。江陵の選手村では同日朝、アイスホッケー女子で合同チームを結成した南北の選手らが、抱き合ったり涙を流したりして別れを惜しんだ。

 目を真っ赤にしてバスに乗り込む合同チームの北朝鮮選手に、韓国選手らが「本当にありがとう」「泣かないで」と声を掛けた。南北の選手らが窓越しに握手した後、バスは走り去った。

 韓国と北朝鮮は27日、平昌冬季パラリンピックへの北朝鮮参加に関する実務会談を板門店で実施する。

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