金英哲氏、保守派抗議避け移動 五輪閉会式で笑顔も

2018年2月26日

 25日、平昌冬季五輪閉会式で握手する韓国の文在寅大統領(左)と北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長(聯合=共同)

 25日、平昌冬季五輪閉会式で握手する韓国の文在寅大統領(左)と北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長(聯合=共同)

 【坡州、平昌共同】25日の平昌冬季五輪閉会式に出席した北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長は、46人が死亡・行方不明になった2010年の哨戒艦沈没で魚雷攻撃を主導したとみられ、韓国では保守派が訪韓に怒り抗議活動を行った。韓国政府は妨害を避けるため、金氏一行を乗せた車列を裏道に走らせるなど神経を使った。

 平昌では1時間にわたり韓国の文在寅大統領と会談。その後に出席した閉会式では貴賓席に座り、文大統領が一段低い席から見上げるように手を伸ばして握手を求めると笑顔を見せて応じた。

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