北朝鮮「米と対話の用意」 文大統領との会談で表明

2018年2月25日

 韓国・坡州の南北出入事務所に到着した北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長(中央)ら=25日(韓国取材団・共同)

 韓国・坡州の南北出入事務所に到着した北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長(中央)ら=25日(韓国取材団・共同)

 【平昌共同】北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長が率いる代表団が25日、陸路韓国を訪問した。韓国大統領府によると、平昌冬季五輪の閉会式に先立ち、平昌で文在寅大統領と約1時間会談。北朝鮮側は米国と対話を行う「十分な用意がある」とし、南北関係と米朝関係が「ともに発展しなければならない」と表明した。対米交渉の担当者も同行しており、米側との接触に備えている可能性がある。

 ただ、核開発を続ける方針は変えず、核保有国としての対等な立場での米朝対話を主張した可能性もあり、局面打開につながるかは不透明だ。

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