ロシアの処分継続を決定 IOC、閉会式も国旗禁止

2018年2月25日

 記者会見するIOCのバッハ会長=25日、平昌(ゲッティ=共同)

 記者会見するIOCのバッハ会長=25日、平昌(ゲッティ=共同)

 【平昌共同】国際オリンピック委員会(IOC)は25日、平昌で理事会と総会を開き、ロシアの組織的なドーピング問題を理由に同国オリンピック委員会(ROC)に科した資格停止処分を継続し、同日夜の平昌冬季五輪閉会式では大会中と同様に国旗や国歌の使用を禁じる決定を下した。

 IOCは昨年12月、ロシア選手団の平昌五輪からの除外を決めた一方、潔白を証明した選手は個人資格の「ロシアからの五輪選手(OAR)」として参加を認めた。しかし、既に2人のOAR選手のドーピング違反が確定し、処分を解除すれば対応の甘さに批判を招くことは避けられない状況だった。

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