開会式当日にサイバー攻撃 平昌五輪、入場券は目標達成

2018年2月24日

 閉幕を前に記者会見する大会組織委の李熙範会長=24日、平昌(共同)

 閉幕を前に記者会見する大会組織委の李熙範会長=24日、平昌(共同)

 【平昌共同】平昌冬季五輪の大会組織委員会の李熙範会長は24日の記者会見で、開会式が行われた9日に大会のシステムがサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。一時的に公衆無線LAN「Wi―Fi」の使用に影響が出たとし「スポンサーと一緒に対応し、システムを復旧させた」と説明した。「サイバー攻撃はいつだって起こる。重要なのは予防していくことだ」と語った。

 入場券の売り上げが23日までに約107万枚に達し、目標106万8千枚をクリアした。今大会の競技会場を、次回2022年北京五輪前に各国・地域の事前キャンプで活用してもらえるよう、IOCなどに働きかける考えも示した。

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