北朝鮮、五輪で成績振るわず 平昌大会の競技終了、融和に重点

2018年2月22日

 フィギュアスケート・ペアで演技する北朝鮮のリョム・テオク選手(手前)とキム・ジュシク選手=15日、江陵(共同)

 フィギュアスケート・ペアで演技する北朝鮮のリョム・テオク選手(手前)とキム・ジュシク選手=15日、江陵(共同)

 【平昌共同】平昌冬季五輪のアルペンスキー男子回転に22日、北朝鮮の2選手が出場、北朝鮮選手団は今大会の競技を終えた。北朝鮮から冬季五輪として過去最多の22選手が派遣されたが、特例で出場が決まった選手の大半は実力不足が明らかで成績は振るわなかった。政治主導で参加が決まった選手らは競技後、韓国との関係改善や統一への希望を訴えた。

 男子回転の会場には22日、北朝鮮の女性応援団も駆け付け「祖国統一」などと連呼した。チェ・ミョングァン選手は43位、カン・ソンイル選手は途中棄権。カン選手は「初めて南朝鮮に来て五輪に出場し、北と南が統一できればと思った」と話した。

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