トップ > 北陸中日新聞から > 能登半島地震特集 > 記事一覧 > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

能登半島地震特集

能登元気印『ペタッ』 支援シール発売 収益金活用へ

発売が開始された「能登半島復興支援シール」=輪島市役所で

写真

 能登半島地震からの再建復興を目指して「能登半島復興プロジェクト会議」は、能登半島を親しみやすくシンボル化した「復興支援シール」を製作し、二十七日から地元被災事業所を皮切りに、全国の企業、団体、個人への売り込みを始めた。売上金から経費を差し引いた金額を経済、環境、文化、教育など各分野の支援金として活用する。

 新潟県中越地震でも同様のシールが発売され、八百万枚を売り上げた実績があることから、輪島青年会議所(JC)などが中心となり、輪島、七尾、珠洲、のとの四JCと輪島市、輪島商工会議所などで同会議を立ち上げ、支援シールを作った。

 シールは直径二・四センチの円形で三種類。地元向けの青色には「がんばってます!」、だいだい色には「元気です!」、県外の企業や個人向けの黄色には「応援します!」のコピーがそれぞれ入っている。

 地元向けは百枚百五十円で、県外、個人向けは百枚二百円で販売。シンボルは、一般公募の中から輪島実業高校情報ビジネス科一年、川端芽依さんの図案が選ばれた。

 二十七日、輪島市役所で会見した藤田和也輪島JC理事長、梶文秋輪島市長らは、「このシールを商品などに張り、復興への機運を高めたい」と訴えた。

 購入希望者は、能登半島復興プロジェクト会議http://www.genkinoto.comまで。 (石本光)

 

この記事を印刷する

北陸中日新聞から
石川
富山