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能登半島地震特集

能登道迂回路 年内に解消 県議会開会知事 震災対策で表明

 石川県議会六月定例会は十二日開会し、谷本正憲知事が提出議案を説明した。知事は、能登半島地震で被災し現在、八カ所で迂回(うかい)路経由となっている能登有料道路について、年内にすべての迂回路を解消し、全線にわたり本線の通行を可能とする方針を示した。

 震災で路盤崩落が多発し寸断状態となった能登有料道路は、応急の復旧工事で崩落場所に迂回路を設け、大型連休前の四月二十七日に全線通行可能となっていた。今後は本線の損壊復旧を急ぎ、年内に全線供用させるとともに、橋の耐震補強工事、崩落土の処理、斜面の整備などを進めて年度内に完全復旧させる。

 

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