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能登半島地震特集

日米草の根サミット閉幕 草の根深く 日米きずな

盆踊りを一緒に踊って交流を深める参加者=11日夜、石川県志賀町の能登ロイヤルホテルで

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地球儀に友情託し…

 第十七回日米草の根交流サミット能登大会(同大会実行委員会主催)の閉幕式「クロージング・セレモニー&交流フェスティバル」が十一日、石川県志賀町の能登ロイヤルホテルであった。米国人二百五十人と日本人三百五十人が交流の成果を確かめ合い、最後まで別れを惜しんだ。 (七尾支局・寺本康弘)

 式で実行委員会の小田禎彦委員長が「サミットで日米のきずなが深まったと思う。ぜひまた能登を訪れていただきたい」とあいさつ。米国人代表のバレ・ハーグリーブスさんが「私たちが知らない地震も体験させていただいた」と十一日未明の能登での地震をユーモアを交えて話し、「能登どうもありがとう」と日本語で話した。

 ジョン万次郎(日本)とホイットフィールド船長(米)との交流を基とするこの大会は、閉会時に友情を示す地球儀を手渡すことが恒例になっている。この日、ジョン万次郎の子孫から船長の子孫に手渡され、次回の開催地米・ケンタッキー州が発表された。

 パーティーでは、日本の太鼓や空手、米国のコロラドスプリングス少年少女合唱団の合唱や先住民のダンスが会場を盛り上げた。盆踊りが始まると参加者全員が一緒に踊り、一体感を深めた。

 

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