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能登半島地震特集七尾の仮設住宅完成 住民説明会でかぎ渡す
県が七尾市に建設していた震災による仮設住宅が完成し八日、現地説明会が行われた。 市では、できるだけ自宅から近い場所に入居できるようにと小島町、田鶴浜町、中島町の三カ所に計二十戸の仮設住宅を設置。現在、十五世帯の入居が決まっている。 住宅は1DK、2DK、3Kの三種類あり、ほかの市町で設置されている仮設住宅と同じで、玄関に段差がないなどバリアフリー構造。 田鶴浜町での説明会では職員が入居は二年間の期限があることや、契約書の書き方などを説明し、入居者に仮設住宅のかぎが渡された。 これまで半壊の住宅で暮らしてきた女性は「外から見ると天井が低いような感じがしていたけれど意外と高いし、きれいですね」と話した。 (寺本康弘)
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