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能登半島地震特集

仮設、さらに30戸建設へ 門前で地滑り24世帯自主避難

 能登半島地震で、石川県の谷本正憲知事は30日、被害が最も大きい同県輪島市門前町道下地区に新たに30戸の仮設住宅を建設する意向を示した。これで仮設住宅の建設は同市(宅田町20戸、門前町舘30戸、門前町道下60戸)と穴水町20戸の計130戸となった。県は来月末までに100戸の完成を予定。輪島市から追加要請があった30戸も、同市とプレハブ建築協会と協議し早期建設を目指す。

 能登地方には大雨注意報などが出され、29日夜からの降水量は多いところで30ミリ前後を観測。降雨と余震の影響で、同市門前町で複数の地滑りが発生、県道の一部が通行止めとなり、新たに24世帯56人が自主避難した。また、がけ崩れの危険があるため、金融機関の窓口業務を取り扱う同市門前町鹿磯の県漁業協同組合門前支所が30日、閉鎖した。

 

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