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能登半島地震特集

のと鉄道再開 30日の始発から

試運転で人けのないホームに入る車両=29日夕、石川県穴水町ののと鉄道穴水駅で(木口慎子撮影)

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 地震直後から全線で営業運転を取りやめていた石川県の第3セクター、のと鉄道(七尾−穴水間、33・1キロ)は30日の始発から5日ぶりに運転を再開する。

 和倉温泉−穴水間の線路で25カ所の不具合が見つかり、砂利を敷き詰めるなど補修作業を続け、バスによる代替輸送を行ってきた。29日午後から試運転を繰り返し、運転再開に備えた。

 午後6時すぎ、こうこうとライトを照らし、地震の傷跡が残る穴水駅(穴水町大町)に到着。試運転車両を見守った同社の鷲嶽勝彦社長(62)は「ご迷惑をおかけしたが、運転再開のめどが立って本当によかった」とホッとした表情で話した。

 

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