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能登半島地震特集

基準点の位置ずれる 国土地理院、データ公表停止

 国土地理院は29日、能登半島地震で大きな地殻変動があった地域の基準点データの公表を停止した。激しい揺れで基準点の位置がずれたため。今後、あらためて測量し、新たなデータを公表する。公表データは道路工事や敷地の広さを確定する測量などのため、地方自治体や測量業者などに利用されている。

 公表を停止しているのは、水平位置の基準となる三角点369点と、衛星利用測位システム(GPS)を活用して地殻変動をリアルタイムで監視している電子基準点5点のデータ。

 関係自治体は七尾、輪島、羽咋の3市と、志賀、中能登、穴水、能登町の4町。志賀、穴水町は全域で、それ以外は一部が対象となる。

 

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