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能登半島地震特集

目の前で巨石落下 輪島の鹿磯港

余震で斜面から岩が崩落し、つぶされた漁港の物置=28日午後2時31分、石川県輪島市門前町の鹿磯港で

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 28日午後1時5分ごろ、石川県輪島市門前町鹿磯で、震度4の余震で斜面が崩落し、巨大な落石が鹿磯港の物置を直撃し、押しつぶした。けが人はいなかった。現場は、海岸沿いの道路で25日のがけ崩れで通行止めとなっていた。

 近くにいた人たちによると、落石は、余震とともに高さ約50メートルの斜面を転がり落ちてきた。物置には糸や漁業関連の器具が入っていた。現場から3メートルのところで交通規制していた石川県警穴水署の男性警官(54)は「地震の瞬間、ドーンという音がした。気づくと直径4−2メートルの巨大な石に物置がつぶされていた。私の目の前も土砂が横切り、思い出すだけでゾッとする」と恐怖の瞬間を振り返った。

 ごう音で現場に駆け付けた漁業、西岡敦夫さん(43)は「この時期は港で定置網の修理をするが、余震が収まるまでは落石が怖くて仕事にならない」と不安げに話した。

 

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