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能登半島地震特集

松井選手1000万円寄付 「能登の助けに」

 ヤンキースの松井秀喜選手(32)が28日、故郷石川県であった能登半島地震の被災者を励まそうと、家族を通じて県共同募金会能美市支会に1000万円を寄託した。母親のさえ子さん(57)がこの日、能美市支会の根上支所に小切手を持参。連絡を受けた県共同募金会の池之上幸男事務局長は「被災者の大きな励みになる。大変感謝している」と話した。

 松井選手の父昌雄さん(65)によると、27日午後9時ごろ、携帯電話に松井選手から連絡が入り「ぼくに何か助けられることがあれば」と寄付を決めたという。

 被害の大きい能登地区には、星稜高時代の元チームメートら友人がいる。25日の本震時には1時間もたたないうちに、昌雄さんの元に安否を気遣う連絡が入った。

 昌雄さんは「活躍によって被災者を勇気づけることが、彼にとっては一番うれしいのではないか」と話していた。

 

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