石川県輪島市門前町で２７日、震災の復旧に向けた市社会福祉協議会のボランティアセンターが開設され、ボランティア登録を希望する若者らが列をつくった。

　ボランティアは同センターのあっせんで２８日以降、避難所の手伝いや一般住宅内の家財道具の片づけに取り組む。

　この日、登録したのは県内外の計３０人。市民からのボランティアの要請は現在、４件にとどまっており、七尾幸子センター長は「ボランティアの需要と供給のミスマッチをなくすため、対策を考えたい」と話している。