金沢市の金沢大医学部や専門学校金沢リハビリテーションアカデミーの学生たちが２７日、輪島市内の避難所などを訪れた。

　石川県民主医療機関連合会の医療支援活動の一環で、この日は医師や看護師などを目指す学生ら７人が参加。二手に分かれて輪島市内の避難所や被災者宅を回った。

　学生らは、医療相談や血圧の測定などをして被災生活の現場を訪問。公衆衛生に興味があるという金沢大医学部５年の山崎政美さん（２４）＝金沢市小立野＝は「けが人はあまりいなかったけど、高齢者で薬をのんでいる人も多いという印象で、精神的サポートの重要さも分かった」と話していた。